がん(ステージ4含む)の障害年金はいくら?金額と等級の目安
「がんで障害年金はいくらもらえる?」――結論、金額は『何級に認定されるか』で決まり、がん(悪性新生物)は1級〜3級のいずれにもなり得ます。がんという病名で一律に決まるのではなく、全身衰弱・倦怠感・治療の副作用・就労困難の程度で等級が判断されます。本記事では、障害年金専門社労士が、がんで何級になりやすいか・等級別の金額・ステージ4のケースまで解説します。
結論:金額は等級次第(1〜3級)
がんの障害年金額は等級で決まります。目安として、2級なら障害基礎年金で約81.6万円/年、厚生年金加入ならこれに報酬比例分が上乗せされます。まずは「自分がどの等級に当てはまるか」を把握することが重要です。
がんで何級になりやすいか
がんは、次のような状態で等級が判断されます(病名ではなく"状態"で評価)。
- 全身衰弱・著しい倦怠感で日常生活が大きく制限される
- 抗がん剤・放射線治療の副作用(吐き気・しびれ・貧血等)で就労困難
- 人工肛門・人工膀胱の造設、咽頭全摘などの機能障害
- 転移・再発による長期の療養
「働けない・日常生活に介助が必要」な度合いが大きいほど上位等級になりやすい、というのが基本です。
等級別の金額(令和6年度)
※金額は令和6年度の例です。年度ごとに改定され、実際の額は等級・加入制度・家族構成・報酬比例分などにより個別に変わります。
- 1級:障害基礎年金 約102万円/年(厚生年金は報酬比例×1.25+加給)
- 2級:障害基礎年金 約81.6万円/年(厚生年金は報酬比例+加給)
- 3級:障害厚生年金のみ・最低保障 約61.2万円/年(国民年金のみの方は3級なし)
ステージ4・末期の場合
ステージ4や末期でも、「ステージ=等級」ではありません。あくまで全身状態・就労や日常生活への支障で判断されます。ただ、全身衰弱が著しいケースでは2級以上に該当することも多く、また「事後重症請求」や審査の迅速化が重要になる場面があります。体力的に余裕がないことも多いため、早めに専門家へ相談し、診断書を適切に整えることが鍵です。
受給のための申請ポイント
がんの障害年金は、診断書に「全身状態・倦怠感・就労困難」が具体的に書かれているかで結果が大きく変わります。検査値だけでなく、日常生活の実態を医師に正確に伝えることが重要です。診断書の書き方ガイドはこちら →
当事務所は完全成功報酬・初回相談無料。がん(悪性新生物)の受給実績も豊富です。「自分はいくら・何級になりそうか」の試算から、診断書の整え方までサポートします。
よくあるご質問
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※本記事は一般的な解説であり、個別の結果を保証するものではありません。受給可否は個別事情により異なります。
執筆:東亮介(社会保険労務士/登録番号 第27130052号/会員番号20499)