COLUMN · 2026.06.19

がん(ステージ4含む)の障害年金はいくら?金額と等級の目安

「がんで障害年金はいくらもらえる?」――結論、金額は『何級に認定されるか』で決まり、がん(悪性新生物)は1級〜3級のいずれにもなり得ます。がんという病名で一律に決まるのではなく、全身衰弱・倦怠感・治療の副作用・就労困難の程度で等級が判断されます。本記事では、障害年金専門社労士が、がんで何級になりやすいか・等級別の金額・ステージ4のケースまで解説します。

結論:金額は等級次第(1〜3級)

がんの障害年金額は等級で決まります。目安として、2級なら障害基礎年金で約81.6万円/年、厚生年金加入ならこれに報酬比例分が上乗せされます。まずは「自分がどの等級に当てはまるか」を把握することが重要です。

がんで何級になりやすいか

がんは、次のような状態で等級が判断されます(病名ではなく"状態"で評価)。

  • 全身衰弱・著しい倦怠感で日常生活が大きく制限される
  • 抗がん剤・放射線治療の副作用(吐き気・しびれ・貧血等)で就労困難
  • 人工肛門・人工膀胱の造設、咽頭全摘などの機能障害
  • 転移・再発による長期の療養

「働けない・日常生活に介助が必要」な度合いが大きいほど上位等級になりやすい、というのが基本です。

等級別の金額(令和6年度)

※金額は令和6年度の例です。年度ごとに改定され、実際の額は等級・加入制度・家族構成・報酬比例分などにより個別に変わります。

  • 1級:障害基礎年金 約102万円/年(厚生年金は報酬比例×1.25+加給)
  • 2級:障害基礎年金 約81.6万円/年(厚生年金は報酬比例+加給)
  • 3級:障害厚生年金のみ・最低保障 約61.2万円/年(国民年金のみの方は3級なし)

ステージ4・末期の場合

ステージ4や末期でも、「ステージ=等級」ではありません。あくまで全身状態・就労や日常生活への支障で判断されます。ただ、全身衰弱が著しいケースでは2級以上に該当することも多く、また「事後重症請求」や審査の迅速化が重要になる場面があります。体力的に余裕がないことも多いため、早めに専門家へ相談し、診断書を適切に整えることが鍵です。

受給のための申請ポイント

がんの障害年金は、診断書に「全身状態・倦怠感・就労困難」が具体的に書かれているかで結果が大きく変わります。検査値だけでなく、日常生活の実態を医師に正確に伝えることが重要です。診断書の書き方ガイドはこちら →

当事務所は完全成功報酬・初回相談無料。がん(悪性新生物)の受給実績も豊富です。「自分はいくら・何級になりそうか」の試算から、診断書の整え方までサポートします。

よくあるご質問

がんならいくらもらえますか?
等級で決まります。2級で障害基礎年金 約81.6万円/年が目安、厚生年金加入なら報酬比例分が上乗せされます。
ステージ4なら何級ですか?
ステージで等級が決まるわけではありません。全身状態・就労や日常生活への支障で判断され、衰弱が著しい場合は2級以上に該当することが多いです。
働きながらでも、がんで受給できますか?
可能です。治療の副作用や体調により就労に大きな制限がある実態が診断書に反映されることが重要です。
抗がん剤の副作用でも対象になりますか?
はい。副作用による倦怠感・就労困難なども評価対象です。日常生活への影響を具体的に伝えましょう。
急いで申請したいのですが?
ご体調を最優先しつつ、事後重症請求などで早期受給を目指せます。早めに専門社労士へご相談ください。

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※本記事は一般的な解説であり、個別の結果を保証するものではありません。受給可否は個別事情により異なります。

執筆:東亮介(社会保険労務士/登録番号 第27130052号/会員番号20499)

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