ストーマ(人工肛門)の障害年金はいくら?等級と金額の注意点
「人工肛門(ストーマ)で障害年金はいくらもらえる?」――結論、人工肛門の造設は原則『3級相当』で、金額の目安は障害厚生年金3級の最低保障 約61.2万円/年です。ただし"重大な注意点"があります。3級は障害厚生年金にしかないため、初診日に国民年金のみだった方は対象外になり得ます。本記事では、障害年金専門社労士が認定基準・金額・注意点を解説します。
結論:原則3級。だが加入制度に要注意
人工肛門を造設した場合、障害年金では原則3級に認定されます。3級の金額は障害厚生年金の最低保障で約61.2万円/年が目安です。ただし、後述のとおり加入していた年金制度によって受給可否が変わるため注意が必要です。
人工肛門・ストーマの認定基準
- 人工肛門を造設=原則3級
- 人工肛門に加え新膀胱の造設や尿路変更など複数の障害がある→2級になることも
- 合併症・全身状態によりさらに上位等級の可能性
造設日から起算する規定など細かいルールがあるため、認定日の判断は専門家の確認をおすすめします。
【重要】3級は厚生年金のみ=国民年金だと対象外になり得る
ここが最も誤解されやすい点です。障害基礎年金(国民年金)には3級がありません。そのため——
- 初診日に厚生年金(会社員等)だった方 → 障害厚生年金3級で受給可能
- 初診日に国民年金のみ(自営業・無職・専業主婦等)だった方 → 3級相当だと原則不支給になり得る(2級以上に該当すれば別)
「人工肛門なら必ずもらえる」とは限らない、という点に十分ご注意ください。
金額の目安(令和6年度)
※金額は令和6年度の例です。年度ごとに改定され、実際の額は等級・加入制度・家族構成・報酬比例分などにより個別に変わります。
- 3級(障害厚生年金):最低保障 約61.2万円/年+報酬比例分
- 2級に該当する場合:障害基礎年金 約81.6万円/年(+厚生年金の上乗せ)
2級以上になるケース・申請ポイント
人工肛門に加えて、排尿障害・複数の機能障害・全身状態の悪化がある場合は2級以上の可能性があります。等級が一つ違うだけで金額・受給可否が大きく変わるため、診断書で障害の全体像を正確に示すことが重要です。当事務所は完全成功報酬・初回相談無料。加入制度の確認・等級の見込み・診断書の整え方まで、不支給を防ぐ視点でサポートします。
よくあるご質問
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障害年金の申請・審査請求のご相談は当事務所へ
初回相談は無料。完全成功報酬制で全国対応。本町駅徒歩5分/2,000人以上の実績/13年専門。
※本記事は一般的な解説であり、個別の結果を保証するものではありません。受給可否は個別事情により異なります。
執筆:東亮介(社会保険労務士/登録番号 第27130052号/会員番号20499)